【8期生】最近の研修風景

2023.03.30

3月の第8期「海の民学舎生」研修状況

○府外研修(兵庫県、京都市)(3/6、3/7)

⇒6日は、兵庫県尼崎市にあるヤンマーパワーテクノロジー(株)塚口工場にて、工場見学をお世話になりました。見学では、船舶エンジンの作成工程について、担当職員から説明を受けました。7日は、京都市の中央卸売市場にて、市場職員からの市場の概要説明を受けた後、早朝からのセリを見学させていただきました。セリの見学後は、卸売業者2社にご協力いただき、意見交換を実施しました。いずれの実習も、4月から現地研修に移行する学舎生にとって、貴重な体験となりました。

○活〆・神経〆研修:(3/8)

⇒一本釣りで活魚を確保し、漁獲後の処理によって鮮度の変化について調査を行う予定でしたが、漁獲量が十分ではなかったため調査は中止となりました。漁獲できた魚については、活〆・神経〆処理の復習に用い、学舎生は、漁獲後の魚の処理については、しっかりと習得することができている様子でした。

○採介藻漁業(ワカメ)意見交換:(栗田田井)(3/9)

⇒採介藻漁業者との意見交換を実施しました。当日は、素干し加工の現場だけでなく、自作の乾燥機も見せていただきました。今回の意見交換でお話いただいた内容をもとに、学舎生自らも乾燥わかめ作りを行いたいと思います。

○7期生修了式(3/13)

⇒3月13日に開催された7期生の修了式に参加し、8期生は花束贈呈を行い、7期生の新たな門出を祝うことが出来ました。

○各種実習(トリガイ養殖、海藻養殖、ロープワーク等)

2023.03.06

2月の第8期「海の民学舎生」研修状況

 ○府外研修(東京都)(2/13、2/14)

⇒豊洲市場にて、市場見学および卸売業者との意見交換を実施しました。市場内の見学において、業者が直接出入りする施設を案内していただき、貴重な体験となりました。当日は、京都府産のマグロ、サワラが陳列されていました。  

○講義:新規就業者に必要な心構え(2/15)

⇒石川県にある(有)金城水産代表取締役の窪川敏治氏、(株)RPI大島肇氏に新規漁業就業者が必要な心構え等について、オンラインでの講義をお世話になりました。4月から2年目の現地研修を開始する研修生にとって、現場ですぐに役立つような実践的なアドバイスが多く、大変参考になった様子でした。

○講義:(大阪管区気象台)(2/21)

⇒大阪管区気象台から講師をお招きし、「気象情報と海上気象」に関する講義を受けました。天気図の見方、波浪の特徴、海況予測のために活用できるインターネットの情報等について、教わりました。

○自主研究成果報告会(2/22)

⇒6月より実施してきた自主研究について、成果発表を行いました。「フィッシュアナライザーを用いた鮮度調査」、「プランクトンネットを用いた動物プランクトン分布の比較」の2課題について、学舎生が報告しました。聴講いただいた研究員の方々から、建設的な意見をいただきましたので、残りわずかの期間ではありますが、今後の自主研究の活動に活かしたいと学舎生からも前向きな意見がありました。

○各種実習(トリガイ養殖、海藻養殖、ロープワーク、編網実習等)

○各種講義(漁業における事故防止(運輸安全委員会神戸事務所)、漁業経営(谷口税理士事務所)、自主研究等)

2023.02.13

1月の第8期「海の民学舎生」研修状況

○講義:水中から見た京都の海(オンラインで実施)(1/12)

 ⇒京都大学舞鶴水産実験所の益田教授より「水中からみた京都の海」をテーマにオンラインでの講義をお世話になりました。

○講義:資源生態学(水産研究・教育機構 水産技術研究所宮津庁舎)(1/16)

 ⇒水産技術研究所より講師をお招きし、資源生態学に関する講義を受けました。その後、水産技術研究所宮津庁舎の施設見学を実施し、イカナゴ、マイワシの水槽を見学しました。

○府外研修(福井県福井市)(1/24、1/25)

 ⇒福井県福井市にある福井県水産会館にて「ふくい水産カレッジ」の研修生との意見交換を実施しました。すでに現場研修に入っている福井県の研修生(6名)から色々な話を聞くことができ、学舎生も大変参考になったようでした。翌日には福井県小浜市にあるニシエフ小浜工場を見学予定でしたが、大雪のため残念ながら中止になりました。

○各種実習(トリガイ養殖、海藻養殖、タコつぼ漁業、ロープワーク等)

○各種講義(漁船保険、共済、漁業共済、融資、自主研究等)

2023.02.13

12月の第8期「海の民学舎生」研修状況

○サワラ曵き縄釣り漁業見学(宮津市栗田地区)(12/5)

 ⇒栗田地区の漁業者にご協力いただき、意見交換およびサワラ曵き縄釣り漁業の見学をしました。

○海藻養殖実習(12/6)

 ⇒海藻養殖実習の一環として、ワカメ養殖を開始しました。水深1m付近にワカメが垂下できるようにコンクリートブロックを用いて、ロープを垂下しました。

○労働災害講義(丹後労働基準監督署)(12/7)

 ⇒丹後労働基準監督署より講師をお招きし、「労働災害の発生状況、漁業における労働災害の防止」の講義を実施しました。

○海洋環境(温排水調査)(12/9)

 ⇒水産事務所で定期的に実施している温排水調査に同行しました。調査手順について、船舶課職員から説明を受けた後、研修生は採水作業等を行いました。

○短期受入研修(12/12~12/16)

 ⇒研修生の2年目研修受入先である(有)新井崎水産、栗田漁業生産組合(小田事業所)にて、漁業実習を実施しました。5日間の現場研修を実施することにより、4月からの研修をイメージする良いきっかけとなりました。

○各種実習(トリガイ養殖、タモ網作り、ロープワーク、編網等)

○各種講義(海洋環境、海の自然災害、自主研究等)

2023.02.13

11月の第8期「海の民学舎生」研修状況

○ズワイガニ解禁日初セリ見学(京都府漁協舞鶴市場)(11/6)

 ⇒底びき網漁業のズワイガニ漁の解禁日に合わせて、京都府漁協舞鶴市場にて、ズワイガニの初セリを見学しました。

○操船実習(11/8、11/14、11/15)

 ⇒水産事務所船舶課の指導の下、船外機操船実習を実施しました。操縦に苦戦することも多いようでしたが、実習後半にはかなり上達していたようです。

○定置網漁業乗船実習(宮津市栗田地区)(11/16~11/18)

 ⇒栗田漁業生産組合(小田事業所)にて定置網漁業乗船実習を実施しました。今回は、3日連続の乗船実習となったため、学舎生はかなり疲れた様子でしたが、2年目からの現地研修に向けて、良い経験となりました。

○普通救命講習(11/25)

 ⇒宮津与謝消防署から講師をお招きし、水産事務所職員とともに、心臓マッサージ、AEDの使用方法等の指導を受けました。

○兵庫県明石市での府外研修(11/28、11/29)

 ⇒初日は、水産庁任命の「お魚かたりべ」である山嵜清張氏に講師をお世話になり、活〆・神経〆の実技指導を受けました。学舎生は真剣な表情で、技術習得に取り組んでいました。2日目は、明石浦漁業協同組合にて、セリの見学等を実施しました。京都府と他県の漁獲物の取り扱いなどの違いを十分学習できた様子でした。

○各種実習(トリガイ養殖、水産加工、ロープワーク、タモ網作り、網修理等)

○各種講義(ズワイガニ資源管理、京都府漁協概要説明等)

2023.02.13

10月の第8期「海の民学舎生」研修状況

○京都府漁業士会との意見交換(10/6)

  ⇒京都府漁業士会との意見交換を実施しました。最初に漁業士会の仕組みや活動等に

ついて、担当職員から説明があり、この後、漁業士の方々に、漁業技術の習得にか

かる苦労話など、様々な経験談をお話しいただきました。

○水産加工実習・意見交換・施設見学(京都府漁協丹後加工部門)(10/7)

 ⇒京都府漁協丹後加工部門にて、水産加工実習を実施しました。実習では、ニギスの頭部や内蔵の除去作業を集中的に行なったため、効率よく作業ができるようになりました。

○海藻養殖実習(宮津市養老地区)(10/12)

  ⇒地元漁業者にご指導いただき、養老地区で実施されている海藻養殖(アカモク)の

沖出し作業に参加しました。

○網修理研修(府外研修)(10/17~10/21)

  ⇒石川県かほく市にあるホクモウ(株)漁業事業部にて、担当職員から会社の概要、定

置網の構造に関する講義を受けた後、網修理に関する研修を実施しました。

○魚類養殖意見交換(伊根町伊根地区)(10/25)

  ⇒伊根町にある西南水産(株)との意見交換を実施しました。会社の概要やクロマグ

ロ養殖の仕組みなどをご説明いただき、企業規模での養殖状況を知ることができま

した。

○各種実習(市場業務実習、イワガキ養殖、トリガイ養殖、ロープワーク、編網等)

○各種講義(海藻養殖、水産業の今後の動き、活き〆・神経〆テキスト学習等)

2023.02.13

9月の第8期「海の民学舎生」研修状況

○定置網漁業意見交換と乗船実習(伊根町蒲入地区)(9/12、13)

  ⇒蒲入水産(株)の協力を得て定置網漁業実習を実施しました。4回目の定置網漁業実習ということもあり、定置網の操業や出荷作業に少し慣れてきたようです。

○潜水実習(府立海洋高校)(9/15)

 ⇒府立海洋高校にご協力いただき、同校にある水深10メートルの潜水用プールにて、シュノーケルを用いた素潜りの研修を実施しました。この後、実地研修として、同校桟橋付近の海岸でも潜水を実施し、貴重な体験となりました。

○フォークリフト運転技能講習(京都労働基準協会舞鶴支部)(9/16~9/19)

  ⇒フォークリフト運転技能資格取得に向けて、初日に学科講習、2日目~4日目に実技講習を受講し、合格しました。

○養殖・小定置網漁業意見交換と乗船実習(伊根町伊根地区)(9/27、9/28)

  ⇒(株)橋本水産の協力を得て養殖・小定置網漁業実習を実施しました。実習では、養殖魚への給餌だけではなく、小型定置網の作業、帰港後の選別・出荷作業についてご指導いただきました。

○漁業ICT技術実習(ドローン操作)(9/30)

  ⇒ICT研修としてドローン及び水中ドローンの操作実習を実施しました。

○各種実習(イワガキ養殖、トリガイ養殖、浮子の結束、ロープワーク、編網等)

○各種講義(海洋環境、海の自然災害、自主研究、潜水テキスト学習等)

2022.09.16

8月の第8期「海の民学舎生」研修状況

○マダイ放流作業(京都府栽培漁業センター)(8/3)

⇒京都府栽培漁業センターで生産されたマダイ稚魚の放流に参加しました。漁業者の協力のもと、放流区域まで稚魚を輸送し、無事、放流を終えることが出来ました。

○小型船舶操縦士免許講習会及び試験(宮津市内)(8/1~8/25のうち、6日間)

⇒小型船舶免許1級・2級取得に向けて、講習会を受講しました。各種講習では学科、実技の講習の後、それぞれの試験が行われ、受講者は無事、合格しました。

○無線講習会(京都府漁協本所)(8/20、8/21)

⇒船舶免許に引き続き、第2級海上特殊無線技士の資格取得に向けて講習を受講しま
した。2日間通しての講習であり、内容は難しかったようですが、無事に合格する
ことができました。

○水産加工品講習(府立海洋高校)(8/29)

⇒府立海洋高校にご協力いただき、水産加工品講習を実施しました。当日は、講義だけでなく、しっかりと衛生管理された実習室や、大型冷凍庫などの施設の見学もお世話になりました。

○タコかご漁業意見交換と乗船実習(宮津市栗田地区)を実施。(8/30、31)

⇒栗田地区にて、タコかご漁業実習を実施しました。海上での作業では、どのように動いて良いかわからず、指導者にご迷惑をかけてしまったこともあったようですが、漁業の厳しさを体験できた、貴重な研修となりました。

○各種実習(トリガイ養殖、ハッカー作り、ロープワーク、編網等)

○各種講義(漁業カレンダー、船舶テキスト学習、無線テキスト学習等)

2022.08.17

7月の第8期「海の民学舎生」の主な研修状況

主な研修状況

 ○トリガイ出荷作業(7/12)
⇒前期(7期生)から引き継いだトリガイを出荷しました。なお、7月12日に新たな
種苗を仕入れ(計600個)、翌年の出荷に向け、育成を開始しました。
○水視漁業(宮津市養老地区)を実施。(7/7)
⇒養老地区にて、水視組合の指導のもと、水視漁業を体験しました。研修生が苦戦しているなか、指導者は次々と漁獲されており、水視漁業者の技術の高さを知ることができた貴重な体験となりました。
○トリガイ養殖種苗配布作業(府栽培漁業センター)を実施。(7/8、7/12)
⇒府水産事務所敷地内にある海面生け簀にて、トリガイの種苗配布が実施されました。
この作業に学舎生も加わり、種苗の計数や、漁業者への配布作業を行いました。
○海難防止講習会(宮津海上保安署)を実施。(7/13)
⇒水産事務所にて、宮津海上保安署の職員にお世話になり、講習会を開催しました。実演を交えながら、海上で溺れた人の救助方法について教わりました。
○刺網漁業(宮津市栗田地区)を実施。(7/21、7/22)
⇒栗田地区にて、刺網漁業実習を実施しました。漁場での網の設置から漁獲物の選別
作業まで、一連の流れを体験することができました。
○イカ釣り漁業(京丹後市間人地区)を実施。(7/25)
⇒間人地区にてイカ釣り漁業実習を実施しました。当日は、大漁とはならなかったようですが、貴重な体験となりました。
○各種実習(マダイ種苗沖出、船外機オイル交換、ハンモック作成、トリガイ養殖等の実習等)
○各種講義(漁業ICT技術、京都府の水産加工品等)

2022.08.17

6月の第8期「海の民学舎生」の主な研修状況

 主な研修状況

○養老漁業株式会社、伊根浦漁業株式会社、有限会社新井崎水産の協力を得て、定置網漁業実習を実施。(実習日は、養老から順に6/1、6/15、6/29)

⇒乗船実習を重ね、徐々に定置網漁業の仕事の流れを覚えることができているようです。

○自主研究(6/7日より随時)

⇒海洋センター海面養殖イケスにて、ナマコの浮遊幼生の分布調査を開始しました。今後、結果をとりまとめの上、報告ができればと思います。

○トリガイ出荷作業実習(舞鶴地区)を実施。(6/10)

⇒養殖トリガイの取り上げから市場への出荷までの一連の流れを経験することが できました。学舎生からは、実習中にいただいた多くのアドバイスを、今後の自分達のトリガイ養殖実習に活用していきたいとの意見がありました。

○各種実習(トリガイ養殖、ハンモック作成実習、ロープワーク実習、編網実習等)
○各種講義(アサリ、貝毒等)