【3期生】最近の研修風景

2019.03.27

第3期生の最近の様子

 3期生4名は、平成30年4月から、2年目研修として現地の皆様にさまざまな御指導をいただきながら希望漁業の技術習得に取り組んできましたが、3月18日に修了式を迎えました。当日は、学舎生の新たな門出を祝うため、研修先の漁業者や関係者の他、府議会議員の方々にもご出席を賜りました。修了式では、修了証書授与の後、各自が今後の決意表明を述べ、関係機関を代表して京都府漁業協同組合から、激励の言葉をいただきました。

 彼ら4名は、この4月から名実ともに漁業者となります。

 地元漁業者等、関係者におかれましては、引き続き、本学舎修了生及び研修生に対し、御指導、御支援をよろしくお願いいたします。

2019.03.05

第3期生の最近の様子

 平成31年2月15日(金)午後に、第3期生を対象とした第3回2年目研修会を開催しました。講師には、関西学院大学 田和正孝教授を招き、「京都の海で漁師になる者へのエール」をテーマに講義をお世話になりました。講義の中では、「兵庫県の漁業の現状」、「浜のリーダー育成に向けた大輪田塾の取り組み」等のお話をしていただきました。兵庫県において、漁場の資源を守るために、漁業者自らがリーダーシップをとり、行った活動について聞くことができ、将来、自分達が浜の中心となった際に参考にして欲しいと思います。

 講義後、平成30年4月から約一年の現地研修のふり返りを、田和教授も交えて行いました。4月以降、皆、共通して「任される仕事が増えた」との意見がありました。新しく任された「キャッチホーラーの仕事」、「運搬船での業務」等についてはまだまだ課題はあるようですが、一年間の成長を改めて感じてもらえる良い機会になったと思います。

2018.10.30

第3期生の最近の様子

 平成30年10月24日(水)午後に、第3期生を対象とした第2回2年目研修会を開催しました。有限会社新井崎水産代表取締役 石倉尚正氏から、「漁業従業員から地元に定着し、漁師をめざす若者に期待すること」をテーマに講義をお世話になりました。講義の中では、「新規就業者に必要な心構え」、「漁村での生活について」、「若手従業員の組合員資格取得の事例紹介」等のお話をしていただきました。

 講義後、事務局から現在の状況について聞き取りをしました。平成30年6月に実施した第1回集合研修以降の状況の変化については、「職場で親しい人が増えた」、「地域の行事に参加し、地域住民の方と親しくなった」、「新たな仕事を任され、覚えるのに苦労している」等の意見がありました。一方で、職場の先輩には、「危険予測が甘い」、「次の作業をもっと考えて行動すること」、「ロープワーク技術の未熟さ」等、まだまだ指摘されることも多いようです。残り半年を切った2年目研修の間にしっかりと課題を克服できるよう、頑張って欲しいと思います。

2018.07.06

第3期生の最近の様子

 平成30年6月29日(金)午後に、第3期生を対象とした第1回2年目研修会を開催しました。京都府青年漁業士 秋元翔氏から、「新規従業員に必要な心構えについて」の講義を受けました。講義の中では、「仲間とのコミュニケーションの重要性」、「わからないことはしっかり質問する」、「技術習得のために自主練習を怠らない」等のアドバイスをいただきました。

 講義後、事務局から現在の状況について聞き取りをしました。平成30年4月からの現地研修をふり返り、「朝起きるのがつらい」、「作業スピードが遅く迷惑をかけた」、「先輩とのコミュニケーションが不足している」等の苦労があるようでした。一方で、「普段の仕事はだいぶ慣れてきた」、「船酔いしても作業はできるようになった」、「自分から仕事を申し出て、今ではその仕事を任されるようになった」等、心強い言葉も聞くことができました。

2018.03.23

第3期生の最近の様子 3月19日(月)〜3月23日(金)

 水産事務所にて、漁網作成実習、ロープワーク実習、ミーティングを実施しました。漁網作成実習では、1月から小定置網の箱網作りに取り組んでおり、昇り網の部分を完成させることができました。

 第3期生は、1年目の研修を3月23日(金)で終了し、4月からは各々の漁業現場での研修に入ります。

 また、4月からは、第4期生4名が新たに入舎し、水産事務所で1年目の研修を開始する予定です。