【2期生】研修実績

2018.03.15

第2期生の最近の様子

 2期生3名は、平成29年4月から、2年目研修として現地の皆様にさまざまな御指導をいただきながら希望漁業の技術習得に取り組んできましたが、3月15日に修了式を迎えました。当日は、学舎生の新たな門出を祝うため、研修先の漁業者や関係者の他、府議会議員の方々にもご出席を賜りました。修了式では、修了証書授与の後、各自、今後の決意表明を述べ、関係機関を代表して、京都府漁業協同組合から、修了生に対し激励の言葉をいただきました。

 独立型を目指している1名は、4月以降も国の事業を活用して研修を継続しますが、雇用型2名は、今年3月末で研修を修了し、名実ともに漁業者となります。

 地元漁業者等、関係者におかれましては、引き続き、本学舎修了生及び研修生に対し、御指導、御支援をよろしくお願いいたします。

2018.02.15

第2期生の最近の様子

 平成30年2月15日(木)午後に、第2期生を対象とした第3回2年目研修会を開催しました。国立研究開発法人水産研究・教育機構水産大学校 鷲尾圭司代表から、これから京都府で漁師になる者の心構えについての講義を受けました。「水産物の付加価値の向上」についてのお話があり、「地元で評価が低いものについては、評価が高い地域で販売する」、「高鮮度出荷に取り組み、名産地として認知されれば魚価の向上につながっていく」などの取り組み事例をご紹介いただきました。

 講義後、第2期生は平成29年4月から約11ヶ月の現地研修を振り返り、鷲尾代表を交えて意見交換をし、普段の仕事のこと、生活のこと、将来のこと等について、同代表からアドバイスをいただいていました。

2017.10.13

第2期生の最近の様子

 平成29年10月13日(金)午後に、第2期生を対象とした2年目の第2回集合研修を開催しました。研修生3名が出席し、京都府漁業協同組合組織部担当者から「漁業会社等の従業員として継続就業、今後、個人漁業を開始する際の留意点」、伊根浦漁業(株)代表取締役から「従業員から地元に定着し、漁師を目指す若者に期待すること」をテーマに講義を受けました。講義の中で、資源管理をはじめとする今日の漁業が抱える様々な問題に対して、自ら考え、立ち向かって行く姿勢を持って欲しい、との期待の言葉をいただきました。

 また、意見交換では、地元の行事へ積極的に参加する等、地域に溶け込んでいき、地元の方々に認めてもらうことが必要であることが強調されました。意見交換の後、今年4月以降の約半年間の現地研修の振り返りの中では、「毎日の作業に必死で余裕がない」、「これから始まるカニ曳きで迷惑をかけないか不安」、などの漁業の厳しさを実感した意見が多くありました。その一方で、自分でできることが少しずつ増えてきた実感も持っているようでした。

2017.07.07

第2期生の最近の様子

 平成29年7月7日(金)午後に、第2期生を対象とした2年目の第1回集合研修を開催しました。研修生4名中3名が出席し、京都府指導漁業士 荒砂 績氏から「漁師をめざす若者に期待すること」について講義を受けました。その後の意見交換も含めて、漁村で生活していくために必要な心構えなど、貴重なお話を聞くことができました。

 意見交換の後は、研修生に4月以降の約3ヶ月間の現地研修を振り返ってもらい、事務局から、研修で苦労していること等について聞き取りをしました。船酔いに慣れない、ロープワークの技術が未熟で迷惑をかけた、などの苦労があるようでした。その一方で、自分の乗った船が大漁旗を掲げて帰港した時は非常にうれしかったという話も聞けました。

 最後に、事務局から今後の研修予定など研修事業に関する連絡を行いました。