【7期生】最近の研修風景

2021.11.24

9月の第7期「海の民学舎生」の主な研修状況

 ▼主な研修等実施状況

◎9日
・底曳網漁業実習(京丹後市間人地区)
 (状況)間人地区にて底曳網漁業実習として、地元漁船4隻に乗船させていただきました。深夜に出港し、操業を見学したほか、選別と荷下ろしの作業を実施しました。乗船時間10時間以上の研修でしたが、学舎生にとって、進路を決める上で貴重な体験でした。
◎13日
 ・タコかご漁業(宮津市栗田地区)
  (状況)栗田地区の漁業者にお世話になり、タコかご漁業の実習を実施しました。当日は、タコのほか、普段獲れないような魚も見られ、学舎生も珍しいものを見られたと喜んでいました。
◎13日
 ・京都府漁業士会との意見交換(水産事務所内)
  (状況)京都府から認定を受けた漁業士との意見交換を実施しました。府沿岸部の各地域から集まっていただき、漁業就業のきっかけや、技術習得の苦労など、様々な経験談をお話しいただきました。
◎27日
 ・ふくい水産カレッジとの交流会(水産事務所内、リモートで実施)
  (状況)福井県にある「ふくい水産カレッジ」の研修生との交流会をリモートで実施しました。同じ漁業研修生ということもあって、和やかな雰囲気の中、活発に意見交換ができました。学舎生も自分たちと同じように漁業を志す若い世代との交流は刺激になったようでした。

▼その他

◎随時講義等を実施
主な実施項目は以下の通り(括弧内は講師)
  京都府漁業士会について(学舎事務局)、漁民の森づくりについて、(学舎事務局)
  いけす用網作成、ロープワーク、トリガイ・イワガキ養殖等の実習、その他テキスト学習等

2021.09.16

8月の第7期「海の民学舎生」の主な研修状況

 ▼主な研修等実施状況

◎3日
・マダイ放流作業(京都府栽培漁業センター)
(状況)京都府栽培漁業センターで生産されたマダイ稚魚の放流に参加しました。当日は雨天でしたが、漁業者の協力のもと、放流区域(「マダイの里」宮津市黒崎沖)まで稚魚を輸送し、無事、放流を終えることが出来ました。
◎24日
・イカ釣り漁業(京丹後市間人地区)
 (状況)間人地区にてイカ釣り漁業実習(対象:ケンサキイカ)を実施しました。早朝から始まるこれまでの漁業実習とは異なり、夕方から深夜までの研修は貴重な体験となったほか、イカが釣れる瞬間を間近で見られたのは良い経験になったと思います。
◎4日~26日
・小型船舶操縦士免許講習会及び試験(宮津市内)
 (状況)小型船舶免許1級・2級取得に向けて、講習会を受講しました。各種講習では学科、実技の講習の他、それぞれの試験が行われ、連日の講習等で学舎生も疲れている様子でしたが、その後行われた試験では、出席者全員が合格となりました。
◎28日、29日
・無線講習会(京都府漁協本所)
 (状況)船舶免許に引き続き、第2級海上特殊無線技士の資格取得に向けて講習を受講しました。2日通しての講習でしたが、最後までしっかりと取り組み、出席者全員合格することができました。

▼その他

◎随時講義等を実施
主な実施項目は以下の通り(括弧内は講師)
  • 海洋環境・海の自然災害(海洋センター研究部)、水産加工品講習(府立海洋高校)
  • 元気の出る漁業・漁村づくり((株)R.P.I)、漁業カレンダー(学舎事務局)
  • ロープワーク、トリガイ養殖等の実習、船舶テキスト学習等

2021.08.20

7月の第7期「海の民学舎生」の主な研修状況

 ▼主な研修等実施状況

◎8日
・イワガキ出荷準備作業実習((株)鶴昇丸)
(状況)舞鶴市佐波賀にある(株)鶴昇丸で養殖イワガキの出荷準備を行いました。海面にある筏から、塊で引揚げられたイワガキを一つずつ取り外し、専用の機器で表面の付着物をきれいに取り除きました。
◎15日
・トリガイ出荷作業(学舎生育成)
(状況)昨年の夏から育てていた本学舎のトリガイを出荷しました。前期から引き継いだ形ではありますが、トリガイを育て、出荷する一連の流れを体験し、生産者の気分を少し味わった様子でした。なお、7月6日、20日に新たな種苗を仕入れ(計1100個)、翌年の出荷に向け、育成を開始しました。
◎20日
・トリガイ養殖種苗配布作業(府栽培漁業センター)
(状況)府水産事務所敷地内にある海面生け簀にて、トリガイの種苗配布が実施されました。この作業に学舎生も加わり、種苗の計数や、漁業者への配布作業を行いました。
◎27日
・定置網漁業実習((株)野原水産)
(状況)3回目の定置網漁業実習を舞鶴市野原にある(株)野原水産で実施しました。定置網の操業や出荷作業には多少慣れていましたが、この日は波が高く、操業中船酔いになってしまう学舎生もいました。

▼その他

◎随時講義等を実施
主な実施項目は以下の通り(括弧内は講師)
  • 二枚貝養殖「貝毒」(海洋センター研究部)、京都府の水産加工品(水産事務所)
  • 丹後の魚の多様性(京都大学 甲斐准教授)、京都府漁協の現状(京都府漁協指導課)
  • 交通安全講習(岩滝自動車学校)等の講義
  • ロープワーク、網修理、トリガイ養殖等の実習、船舶テキスト学習等

2021.07.19

6月の第7期「海の民学舎生」の主な研修状況

 

▼主な研修等実施状況

◎1日、2日

・定置網漁業実習(伊根浦漁業(株))

(状況)2回目の定置網漁業実習を、伊根町にある伊根浦漁業(株)で行いました。2回目ということもあり、学舎生も定置網漁業の操業や出荷作業が少し分かってきたようで、前回よりは慣れた様子でした。

◎7日

・水視漁業実習(養老地区)

(状況)宮津市養老地先で、水視漁業の研修を実施しました。学舎生も箱めがねで、漁場内のサザエやアワビを探していましたが、なかなか見つけられず、漁業の大変さを痛感したようでした。

◎9日

・漁協販売業務実習(漁協舞鶴市場)

(状況)府漁協販売課の協力指導を得て、荷受けや選別、重量測定などを行いました。どのように漁獲物が届き、売られるのか、間近で見ることができました。

◎15日

・延縄漁具作成講習(養老地区)

(状況)養老地区の漁業者を講師として、延縄漁業の基本となる釣り針の結び方や、沈子の作り方を指導いただきました。かなり時間はかかりましたが、これらの漁具を全員完成させることができました。

◎22日

・延縄漁業実習(養老地区)

(状況)漁業者の漁船に同乗し、仕事ぶりを間近で見て、漁具の設置方法、手順を学ぶことができました。学舎生も将来の参考になったようでした。

▼その他

◎随時講義等を実施

主な実施項目は以下の通り(括弧内は講師)

延縄漁業について(海洋センター研究部)、漁業のICT(学舎事務局)

海難事故防止(宮津海上保安署)、水産技術研究所について(水産技術研究所)

ロープワーク実習、ハンモック・タモ網作成など

2021.07.06

5月の第7期「海の民学舎生」の主な研修状況

 ▼期日、内容

◎12日
・ICT技術研修を実施。
・講義受講後、フィッシュアナライザーで当日、栗田地区漁獲された魚の脂肪含量を測定しました。初めての機器操作に戸惑っていましたが、測定に取り組んでいました。
◎19日
・魚類養殖見学(栗田地区)を実施。
・栗田地区の養殖漁業者に御協力いただき、種苗の搬入作業を見学させていただきまし
た。クレーンを使ったイケスへの搬入は迫力があり、学舎生も驚いていました。
◎20日
・アワビ、サザエ種苗放流を実施。
・栗田地区(宮津市)の漁業者の漁船に同乗させていただき、放流を行いました。雨天でしたが、予定していた全数を放流し、学舎生もやりきった様子でした。
◎26日
・定置網漁業実習(養老漁業株式会社)を実施。
・養老漁業株式会社(宮津市)にて、網上げ・網交換の作業に参加させていただきました。初めての乗船実習で、学舎生も疲労困憊のようでした。

▼その他

◎随時講義等を実施。
主な実施項目は以下の通り(括弧内は講師)
・ロープワーク、編網、ハンモック作成実習(府水産事務所 船舶課)
・丹後の魚、浮き魚類(府海洋センター 研究部)
・アワビ・サザエ種苗放流(学舎事務局)

2021.07.06

4月の第7期「海の民学舎生」の主な研修状況

 ▼期日、内容

◎5日
・入舎に向けたオリエンテーションを実施。
◎6日
・第7期生入舎式を実施。
・京都府漁業協同組合、沿海4市町及び関係機関が出席、7期生(9名)も今後の抱負など決意表明を実施しました。
◎13日
・ロープワーク実習を実施。
・初めてのロープワークに苦戦しているようでしたが、熱心に取り組んでいました。
◎20日
・京都府漁業協同組合 本所にて市場見学を実施。
・学舎生は、出荷された魚や、セリの様子を間近で見る機会はなかなかないので、市場
の様子を興味深く見ていました。
◎26日
・育成イワガキ等出荷作業(栗田地区)を実施。
・ムラサキイガイなどの付着物を取り除く作業に参加し、イワガキの出荷作業の補助を
実施しました。

▼その他

◎随時講義等を実施。
主な実施項目は以下の通り(括弧内は講師)
・京都の水産(学舎事務局)、沿海市町の概要(舞鶴市、宮津市、伊根町、京丹後市)
・京都府栽培漁業センター見学、漁業制度(府水産事務所 漁政課ほか)