【11期生】最近の研修風景
2025.10.15
第11期「海の民学舎生」研修状況(令和7年9月分)
1. 小型船舶操縦士免許1級実技講習、試験(舞鶴市)[1級実技(講習)9/9、(試験)13]
8月に学科試験1級に合格し、9月には実技講習・試験に挑みました。初めての小型船舶の操船に苦労しましたが、無事に実技試験に合格し、免許を取得することが出来ました。
2.潜水実習(宮津市)[9/10]
府立海洋高等学校にご協力いただき、同校にある水深10メートルの潜水用プールにて、シュノーケルを用いた素潜りの研修を実施しました。
3.京都府定置漁業協会研修会(舞鶴市) [9/12]
京都府定置漁業協会研修会に参加しました。研修会では、大阪管区気象台 気象変動・海洋情報調査官の坂井様による気象情報と海上気象に関する講義と、海洋センターによる定置網に被害をもたらす急潮に関する研究の成果や、現在取り組まれている研究に関する報告がなされました。
4.国立研究開発法人 水産研究・教育機構 日本海区水産研究所 宮津庁舎見学(宮津市)[9/16]
研究所の方々にお世話になり、機構が取り組んでいる水産研究などのお話を聞いたのち、研究所の見学をさせていただき、ズワイガニやカタクチイワシに関する研究の一部を見せていただきました。
5.トリガイ養殖実習(宮津市)[9/25]
9月の研修状況にも報告したとおり、高水温の影響でトリガイの生残が非常に悪いため、④で教えていただいた高水温に強く新たな養殖魚種として期待されている二枚貝“タイラギ”の近縁種である“ハボウキガイ”の育成を新たに開始しました。育成するハボウキガイの稚貝は、9月のトリガイコンテナ交換の際に、コンテナ内に多数混入していたものを用います。
6.京都府水視漁業連合会研修会(京丹後市)[9/26]
京都府水視漁業連合会の研修に参加させていただきました。砂方地区の漁業者が実際に扱っている水視漁業の漁具を見学させていただいたのち、水産事務所や海洋センターから最近の藻場や海藻に関する取り組みについて報告がなされ、意見交換が行われました。
- 各種講義等(ロープワーク・編網、食用海藻、アカモク養殖、漁業ICT等)を実施