【11期生】最近の研修風景

2025.09.17

第11期「海の民学舎生」研修状況(令和7年8月分)

1. 小型船舶操縦士免許1級学科講習、試験(宮津市 栗田地区)[2級:(講習)8/6、(試験)7、1級:(講習)8/18~19、(試験)28]

小型船舶操縦士1級の取得を目指し、6月から学習を開始し、日本船舶職員養成協会近畿が開催する学科の受講、試験を受験しました。結果、学科試験1級は合格、9月の実技講習・試験に進みます。

2.平安丸での海洋環境調査に同行(若狭湾)[8/21]

京都府海洋センターの調査船「平安丸」に乗船し、若狭湾で関西電力㈱高浜発電所から排出される温排水の周辺海域の影響に関する調査に同行しました。定点での観測、採水作業等に参加し、海洋観測の基礎を学びました。

3.トリガイ養殖実習(宮津市 栗田地区)[8/25]

今年7月23日から500個体のトリガイ稚貝を導入し養殖実習を開始しました。1ヶ月が経過し、猛暑のなか、ファン付きベストの着用、熱中症対策も万全に、トリガイ収容コンテナの交換と、生残率の調査をしました。今年度は30℃を超える高水温に見舞われ、8月8日にはコンテナの垂下水深を深くする対策をしましたが、調査時の生残数は251個体(生残率50%、昨年同期80%)と厳しい滑り出しとなりました。引き続き、こまめな手入れを心掛けるとともに、次回は殻長も測定し成長も調べます。

4.“第10期生”2年目集合研修に参加(宮津市 栗田地区)[8/26]

それぞれの漁業経営体で2年目研修中の“第10期生”10名が集まり開催された集合研修に第11期生も参加しました。講師に京都府漁協舞鶴支所 髙田亮さんを招き、「Iターンから漁業経営確立への取り組み」のタイトルで、本人が25歳の時、舞鶴市にIターン移住、その後、漁業者として歩み出した10数年間の話をしていただきました。ちなみに、髙田さんは令和6年3月にこの内容で第29回全国青年・女性漁業者交流大会で発表し、水産庁長官賞を受賞されています。受講者にとっては、将来に向けて参考になる講演でした。
  • 各種講義等(小型船舶免許試験準備、ロープワーク、魚類養殖)を実施
  • 8/12-15はお盆休み

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